イベント・体験

イベントレポ | 九谷茶碗まつり2024


お得で素敵な九谷焼に出会う陶器市
九谷茶碗まつり 2024

今年も行ってきました『九谷茶碗まつり』。
毎年ゴールデンウィークの5月3日4日5日に開催される九谷焼の陶器市です。
 


お得に九谷焼をゲットできるとあって、毎年大賑わい。
そして今年もたくさんの人がお買い物を楽しんでいました。
九谷茶碗まつりは、九谷陶芸村、根上会場、和田山会場の3会場、そしてその他
窯元会場に分散して開催されています。

各会場で配られる案内図。

まずはオープン前の和田山会場へ

九谷茶碗まつりは午前9時スタートですが、まつり直前の様子が見たくて、8時30分頃に行ってみました。

会場入り口。すでに行列が!

特価品の品揃えが一番充実しているのは、やはり初日。

普段は対面販売していない窯元や作家さんも出店しているということもあり、和田山会場はオープン前から列ができます。

オープン前の和田山会場の様子。
オープン後の和田山会場の様子。
たくさんの人で賑わっていました。
やはり初日の午前中は、どのお店の前も混み合っています。




華やかなものから可愛いデザインのものまで、様々な絵付けを施した器が所狭しと陳列されています。
値段もお手頃。お気に入りを求めて、お買い得品を求めて、まさに宝探し状態の楽しさです。

各会場には屋台やキッチンカーが出店。和田山会場にも多くの出店や飲食ブースが並びました。

人気の青郊窯は、屋台や飲食ブースの先の独立スペースにて出店。

 

能登の伝統工芸品も集結! 根上会場へ

和田山会場から車で約10分。根上会場に到着しました。

根上会場も、普段対面販売してない窯元や九谷焼技術研修所を卒業した作家による有志の会「九谷蒼穹会」などが出店しています。

会場入り口前にはキッチンカーもスタンバイ。

会場に入ると、まずは能登の復興エリア。
艶やかに美しい輪島塗。

雄麗な珠洲焼。
灰黒色といい器肌
といい、なんとも言えない趣があります。
能登工芸品の素晴らしさを通して、改めて能登復興を切に願いました。

円形ホールに進むと、九谷焼の店がずらりと並びます。

人気の窯元の魅力的な器や
作家の個性的な九谷焼など、思わず手が伸びてしまいます。

 

上出長右衛門窯の窯まつりへ

3会場の他に能美市内の店舗や窯元も茶碗まつりに合わせてイベントを開催。そこで、上出長右衛門窯の「窯まつり」にも足を運んでみました。
上出長右衛門お馴染みのあの器もこの器も、おまつり価格。手拭いなどのグッズも可愛かったです。
飲食テントも充実していて、お腹も幸せに満たしてくれました。

 

九谷陶芸村でゆったり茶碗まつりを満喫

九谷焼の常設店舗が並ぶ九谷陶芸村でも、茶碗まつり期間中は様変わり。

ストリート中央など至る所にイスやテーブルが置かれ、ゆったりできるのも陶芸村会場の魅力。

店先には特価品がずらり並びます。

職人工房や支援工房前にも前にも作家さんのブースがあって、楽しい♪

美術館前には屋台ブース。

陶芸村のストリート奥側には移動販売車。

九谷陶芸村には、「KAM能美市九谷焼美術館 五彩館」と「浅蔵五十吉記念館」があり、美術品としての九谷焼、歴史的価値のある九谷焼を鑑賞。さらに五彩館では、上絵付けも体験も楽しめます(※)。
※上絵付体験は、本来は陶芸村内の体験館で行われています。しかし現在、体験館が改修工事中のため、令和6年2月から9月までは、五彩館で上絵付体験を実施しています。



九谷茶碗まつりは、
お気に入りの窯元のアイテムを直接手に取れたり、
初めましての作家さんの器と出会ったり。
たくさんの器の中から、探す、選ぶ、そしてお得にゲットする。
そして美味しいグルメをワイワイ味わい、美術館巡りや上絵付体験も。
いろんな“楽しい”が九谷茶碗まつりで叶いました。